ケース7:県立療育施設Gさま(導入構成:MA-3000 カメラ12台+フォースプレート2枚)
ご検討時の課題
インフォームド・コンセントを重視する対象施設では、治療方法をより理解してもらための評価機器が求められていた。また、適切な評価のために論文掲載のレポート機能を実装する必要があった。
課題への解決策
MA-3000の導入により、定量的かつ視覚的でわかりやすいインフォームド・コンセントが可能となった。また、必須要件であったレポート機能を追加費用なしで実装した。
【本事例における計測機器の配置図】
製品の採用理由
療育施設ということで、主に子どもの患者様を受け入れており、手術などの治療にあたり、ご両親に対して十分なインフォームド・コンセントが求められました。
そのため、動作分析装置を活用して過去の治療実績や根拠などを提示し、その治療による術後の改善可能性を可視化しました。
その際に必要となるレポート機能について、追加での実装が求められていました。アニマでは医療の普及にはこうした機能が必須であると考え、追加での実装を無償で対応したことが評価され採用に至りました。
導入後による成果
今回の導入で実装されたレポート機能により、医師の言葉による説明だけでなく、定量的、視覚的な情報が提供できるようになりました。先天的な疾患に対する、アキレス腱を伸ばす手術、骨を一部切って短くする手術をおこなう場合など、イメージがつきづら
かった術式などを可視化できたことで、患者様のご両親に対する安心感や理解度を高めるインフォームド・コンセントが実現しました。