ケース6:私立大学病院Fさま(導入構成:MA-3000 カメラ8台+フォースプレート2枚)
ご検討時の課題
旧型のMA-2000をご導入頂いていたが、データの計測や評価に時間がかかることで、臨床現場において患者様への負担などが問題視されていた。
課題への解決策
共同研究をするにあたり、新型のMA-3000とカメラを複数台導入。大きく改善された計測・評価時間の短縮化により臨床現場における患者様への負担が軽減した。
【本事例における計測機器の配置図】
製品の採用理由
今回導入となった病院では本機器を主に脳卒中患者様を対象となる臨床現場で用いる予定となっていました。そのため、その患者様に負担をかけてしまうことは大きな課題であり、現場のスタッフにとっても改善は急務でした。
共同研究のために導入されたMA-3000により、これまで片側だけしか計測できなかったところを、患者様への身体的な追加負担もなく両側を1回の計測で可能にしたことで計測・評価時間の短縮化が見込めました。また、旧型では難しかったリアルタイムのフィードバックが可能になることで、診療品質の向上が期待され、採用に至りました。
導入による成果
本病院では、単純なフィードバックだけでなく、医師がその場で解析したデータを患者様と共有でき、歩き方が良いか悪いかを前回計測分と比較しながら説明できることで、利用者の満足度が向上しました。
また、現状を踏まえたリハビリ方法を提案できるようになり、リハビリ効果の向上に貢献しています。