リハビリテーションAIシステム
世界にないアニマの独自!AI解析技術(特許申請中)
リハビリテーションICTシステムにより収集する大量データ(リハビリ評価)をもとに、リハビリテーションAIシステムを駆使することでリハビリ効果・退院時期・などを予測し患者様への負担軽減、また経験に依らないエビデンスに基づいた質の高いリハビリ評価をご提案します。
予測事例
目的:
2種類の装具(GS,pAFO)のどちらを使用したら効果的かの予測する
方法:
学習:裸足時の三次元動作分析から計測される距離と、(GSのGAIT-pAFOのGAIT)を使って相関係数が最大になるように学習する
予測結果
適した装具が分からない患者様に対して、三次元動作分析装置で裸足時のデータを計測する。そして学習によって求めた回帰式とパラメータの組を利用する。そうすることで、裸足データの距離に対応するGAIT推定値から適切な装具を予測することができる。
AI(人工知能)システムの今後の展開
- 装具の評価
装具の必要な患者さんへ、どのような装具を処方したらよいかということは経験から決めています。しかし、予測機能により、2種類の装具のうち、どちらの装具を処方したらよいかということを、経験に依ることなく裸足での歩行データから予測します。
(使用機器:三次元動作分析装置、フォースプレート) - 脊柱の予後予測
脊柱の手術を行った患者さんの中で、再度、脊柱が悪化する患者さんがいます。このような患者さんを予測することができれば、患者さんの利益につながります。このために、術後3か月のデータから術後6か月後の変形を予測し、変形が予測される患者さんへの注意や関連医療機関への情報提供ができるようになります。
(使用機器:三次元動作分析装置、フォースプレート) - 肥満患者様への歩行指導
肥満患者さんの膝への負荷を小さくする歩行指導として、Wide Baseがあります。しかしながら、患者さんによっては膝への負担が減らない人がいます。このことを確認するためには、三次元動作分析装置とフォースプレートによる膝へのモーメントの計測が必要です。しかし、予測機能を使うことで、三次元動作分析装置のみで膝に加わるモーメントを推定し、Wide Baseでの歩行の有用性を予測します。
(使用機器:三次元動作分析装置) - ロボットの評価
ロボットによる訓練は患者さんによって有効な人と、効果の少ない人がいます。この効果を、実際に訓練を行う前に予測することができれば、効果の少ない訓練を行う必要がなくなり、患者さんの利益になります。三次元動作分析装置を利用して、訓練の有用性を事前に予測します。
(使用機器:三次元動作分析装置、フォースプレート)
AIの予測による最適な訓練指針の策定、リハビリ処方の一助で現場をサポートリハビリテーション
データ収集
予測するために必要なデータを収集します。AI(人工知能)を用いることで従来は処理できなかった膨大なデータをもとにして解析・予測が可能です。たとえば「介入内容」「介入評価前のパラメーター」、その他患者様のデータを集めて、リハビリの効果や退院時期などの予測します。
ICTシステムにより収集する大量データ(リハビリ評価)をもとに、リハビリテーションAIシステムによりリハビリ効果・退院時期などを予測し、経験に依らないエビデンスに基づいた質の高いリハビリ評価をご提案します。
データ解析
目的に応じた手法選択し、より最適な予測を実現!
回帰、クラス分類、クラスタリング、次元削減など
必要なデータ
例)介入内容、介入評価前、パラメーターなど