製品情報
重心動揺計シリーズ

グラビコーダ GW-5000

製品紹介 グラビコーダ GW-5000

広い分野での平衡機能の測定に

からだのふらつきや、めまい・平衡障害のスクリーニングに適しています。日本人の健常値データーを内蔵し、ニューラルネット解析技術によって、「健常」・「異常」の程度を自動識別します。またラバー負荷検査により末梢前庭障害の有無を簡単にスクリーニングすることができ、パワーベクトル検査(オプション)によって中枢性機能障害の識別ができます。データの保存、CSV出力などを可能とし研究分野でもお使いいただけます。

臨床において、めまい・平衡障害の検査に利用されるほか、リハビリテーション医学、歯科、スポーツ医学、体育など、広い分野で平衡機能の評価に利用されています。

データ解析やバランス訓練まで幅広く対応

GW-5000の特長

  • ラバー負荷検査で前庭機能異常を80%以上の感度で識別。
  • 中枢機能障害をパワーベクトル検査により80%以上の確率で識別
  • ワイヤレス接続
  • パワーベクトル分析にも対応
  • 面積・軌跡長検査が可能
  • グラビチャート方式で健常値との比較・評価が可能
  • ネットワークへのレポート出力
  • 品質、性能共にJIS規格に準拠
  • データの活用
  • ファイリングやデータ保存が可能(CSV出力可能)
  • 電子カルテシステムやオーダリングに 対応でき、スムーズな検査を実現。(オプション)
  • GP-5000の計測データ取込み可能です。

ラバー負荷検査(オプション)

ラバー負荷検査は、末梢前庭障害の有無を簡単にスクリーニングすることが出来る検査です。直立姿勢時における身体の平衡は、視覚・前庭・体性感覚からの入力が中枢神経系で処理され、四肢・躯幹の骨格筋に出力されることで維持されます。

ラバー負荷検査では、閉眼によって視覚からの入力を遮断することに加え、フォームラバー負荷で体性感覚からの入力を遮断することで前庭障害の有無を検出します。

ラバー負荷検査 グラビコーダ GW-5000

ラバー負荷検査で前庭機能異常を80%以上の感度で識別。

NEWパワーベクトル検査(特許申請中)

世界初!MEM正規化解析による全く新しいニューラルネット解析です。(特許申請中)パワーベクトル検査データを基にして、当社で独自開発した”ニューラルネット解析”によって中枢機能障害を自動的に識別します(オプション)※めまい検査の一助のデータとしてお使いいただけます。

※他の検査、所見などと併せて総合的に診断されることをお勧めいたします。

ワイヤレス接続・USB接続切換可能

ワイヤレス接続によって、わずらわしい配線が不要になりました。 持ち運びも簡単で、検査室、リハ室、病棟など活動の幅が広がります。またUSB接続でも接続可能です。

重心動揺計を高機能・多機能にシステム化

○クロステスト

転倒予防の治療指針などにお使いいただけます。

重心動揺計を高機能2 グラビコーダ GW-5000

○BTT(ボディトラッキングテスト)オプション

動的体平衡機能を定量的に評価する検査がBTTです。視覚刺激の指標に対して、重心移動がどれほど追従できたかを10段階で評価できます。これにより、追従の分布を細分化して動的体平衡機能のより詳細な評価が可能です。

重心動揺計を高機能2 グラビコーダ GW-5000

○重心バランス訓練(オプション)

・立位安定化訓練
・重心移動訓練
・重心追従性訓練
・ゲーム

重心動揺計を高機能4 グラビコーダ GW-5000

水平負荷刺激装置

水平負荷刺激装置は、人の姿勢を水平移動させて負荷を与えることができます。

傾斜負荷刺激装置(開発中)

傾斜負荷刺激装置は、人の姿勢を傾斜させて負荷刺激を与えることができます。

回転負荷刺激装置

回転負荷刺激装置は、人の姿勢を回転させて回転負荷を与えたときの姿勢反応をみます。

 

圧力分布測定装置 プレダス(オプション)

「重心動揺」と「足圧分布」を、同時計測

マーカーレス三次元動作分析装置 マーカーレス MA-1500

マーカー取り付け要らずの動作分析。

同時計測が可能です。

VR視覚刺激装置

VR視覚刺激を与えた際の、重心動揺を評価

VRゴーグルによる仮想空間上で視覚刺激を与えることができます。重心動揺計と組み合わせることで、刺激の有無による重心動揺の各種パラメータを比較し、ロンベルグ率と動揺の比率として評価できます。

7種の仮想空間背景を選択でき、5種の刺激の種類もお選びいただけます。

(上下刺激、左右刺激、回転刺激、奥行き刺激、頭部と視覚の遅延刺激)

重心動揺・眼球動作同時計測システム

特徴
  • 重心動揺と眼球動作を同時測定
  • VRによる没入感を利用した視覚刺激
  • サッカード検査可能
  • 測定時間調整可能
測定パラメーター(重心動揺)
  • 足圧中心(Center of pressure,COP)
測定パラメーター(眼球追跡)
  • 視線方向(x,y,z方向、角度データ)
  • 瞳孔サイズ
  • 眼球の写真・動画ファイル
仕様
  • Unity上でVR映像構築
  • 重心動揺サンプリング周波数:20Hz
  • 眼球追跡サンプリング周波数:120Hz
  • VRヘッド重さ:700g

適応症例

迷路性めまい:平衡障害、メニエール病、めまいを伴う突発性難聴、前庭神経炎
中枢性めまい:平衡障害、脳血管障害、脊髄小脳変性症、パーキンソン病
血圧異常によるめまい:平衡障害
頚性めまい:平衡障害
心因性めまい・自律神経失調症によるめまい:平衡障害

解析項目

【重心動揺検査:診療報酬点数・・・250点】

1. 重心動揺軌跡 2. 総軌跡長(重心動揺距離) 3. 単位軌跡長(速度) 4. 単位面積軌跡長(密集度) 5. 外周面積 6. 矩形面積 7. 実効値面積 8. 動揺平均中心変位 9. 動揺中心変位 10. ロングベル率(前記2〜7項目の閉眼値/開眼値)

【パワーベクトル分析:療報酬点数・・・200点】

1. X方向の位置のパワースペクトル 2. Y方向の位置のパワースペクトル 3. 動径方向の位置のパワースペクトル 4. X方向の速度のパワースペクトル 5. Y方向の速度のパワースペクトル 6. 動径方向の速度のパワースペクトル 7. 位置ベクトル 8. 速度ベクトル 9. 振幅確率密度分布 10. 重心動揺位置の相関 11. 重心動揺速度の相関 12. 振幅ヒストグラム 13. 平均速度ヒストグラム 14. 位置のインターバル・ヒストグラム 15. 速度のインターバル・ヒストグラム

【負荷検査:診療報酬点数・・・120点】 1. ラバー負荷検査(オプション)

その他解析

  • グラビチャート(健常値との比較評価グラフ)
  • パワーベクトル分析グラビチャート
  • ニューラルネット解析
  • MEM正規化解析(オプション:中枢機能障害識別ソフト)

 

レポートサンプル

※仕様は予告無しに変更されることがございますので何卒ご容赦下さい。