μTas F-1がワイヤレス接続になりました。
専用端末でデータを保存、評価が可能です。
検者の主観的判断に依存する徒手筋力テストの問題点をカバーし、簡便で客観的な筋力評価を可能にする固定用ベルト方式の筋力計です。
等尺性筋力測定の場合
アニマ独自の固定ベルト方式は高精度を実現(特許)
筋が発揮する力を正面から正確にとらえます
徒手筋力測定の場合
センサーの厚さは7mm。徒手筋力測定が正確に行えるよう、部位を押さえ把持したまま本体の操作や測定値のモニタリングができます
臨床的意義
臨床に求められる、筋力評価の備えるべき条件は
- 信頼性
再現性については多くの先行研究報告があり、妥当性については等尺性筋力測定装置を用いて測定された等尺性筋力との間に高い相関が得られています。安心してお使いいただける性能精度をお約束します。 - 簡便性
多忙な臨床業務の中でも評価可能であることに配慮し、手書きの結果記録から手間を取らない無線データ転送、保存、描画機能を付加しました。 - 携帯性
多様な場面に携帯対応が可能です。
【 筋力データはどのように臨床に生かせるか 】
たとえば、筋力を測ることで、虚弱高齢者や脳卒中片麻痺患者における歩行・動作自立状態の判定が出来る筋力トレーニングの必要性の判断、トレーニングの計画・設計、動作障害の原因分析ができ、その情報をスタッフ間や対象者、その家族へのinformed consent に利用できます。また、対象者のトレーニングに対する動機づけにも有効活用できます。
μTasの特長
- センサーは超薄型・超小型・超軽量・4点支持型
- 4点支持型センサーは、偏心荷重や荷重の入力角のズレにも誤差が生じにくい構造
- 固定ベルトの採用で、等尺性筋力が容易に測定
- 大型筋力計と比較しても、同等精度の信頼性が証明
薄型の4点支持型センサー
4点支持型センサーは、測定部位にしっかり固定できる薄型センサーで、偏心荷重や荷重の入力角のズレにも誤差が生じにくい構造なので、軸心がぶれることなく、誤差を生じません。
大型筋力計と比較しても、同等精度の信頼性
右表は、下肢筋力を設置式大型筋力計とミュータス F-1でそれぞれ測定した結果を比較したグラフです。それぞれの測定値の間に有意な正相関が認められ、測定精度の信頼性が証明されています。
固定ベルトの採用で、等尺性筋力が容易に測定
表1のように従来方式の場合、筋力の弱い女性では正確な測定ができていません。しかし、表2のように固定ベルト方式の場合、男性女性に関わらず、安定した測定結果が得られています。
測定項目
表示単位:kgf、N、lbf
ピーク値、ピーク到達時間
※仕様は予告無しに変更されることがございますので何卒ご容赦下さい。