ケース1:私立大学病院Aさま(導入構成:MA-3000 カメラ3台)
ご検討時の課題
導入予定のスペースが狭小な部屋となるため、一般的な三次元動作分析装置だと計測用のカメラが設置できず、計測場所を再検討する必要性があった。
課題への解決策
アニマにおける過去の制限条件下における設置例をもとに、狭小なスペースでの対処法としてカメラユニット(カメラ3台1セット)で計測要件を満たすセッティングを提供。
【本事例における計測機器の配置図】
製品の採用理由
今回、本製品を導入した病院ではリハビリテーションのための施設はあるものの、そのスペースの改修が難しく、また設備を常設できないという問題がありました。
そこでアニマでは、通常8台程度のカメラが必要になるのを3台のみで計測可能なプランをご提案。
アニマでは自社開発しているソフトウェアの導入で適切なサポートをお約束したことが大きく評価されました。カメラの設置台数は計測精度に影響がありますが、計測の目的に応じた設置方法やソフトウェアなどで補完することができました。
導入による成果
今回、お客様となった病院では「側弯症」検証のために本製品は使用されました。側弯症では、患者様の腕を曲げたときに左右の肩がどのように動くかを測定し、動的な評価をおこないます。
施術前・施術後がどのような経過を辿っているのかが既存の設備ではわかりづらい中で、本製品を導入したことで可視化され、施術の評価に役立つことになりました。