摂食嚥下リハビリテーションで重要とされている、頸部筋力の定量化を
信頼性の高いハンドヘルドダイナモメーター(HDD)と
サービカルベースで可能にしました。
頸部筋群の筋力値を測定可能です。
訓練前後の筋力変化・推移を評価して治療に貢献します。
被験者の体格・肢位に応じて調整可能な構造となっています。
測定について
サービカルベースにセンサーを乗せて一体化します。
被験者は、極力背筋を伸ばして正面を向いた肢位をとります。
その後、筋力計の電源を入れます。
筋力計の測定は手動(M)モードを推奨いたします。
顎の真下にセンサーがくるように乗せ台の高さをあわせください。
同時にベルトもずれのないよう長さを調節して固定してください。
同じ被験者で再現性のある測定ができるよう、スケール値を記録してください。
センサーの位置が決まったら、
筋力計の校正ボタンを押して計測準備完了です。
詳しい器具の取付け方法、測定方法は
動画をご参照ください。
機器構成
⚫ 筋力計
⚫ サービカルベース
⚫ 単4型アルカリ乾電池
⚫ 取扱説明書
仕様
方式 | ワイヤストレインゲージ方式 | |
測定範囲 | 0~100kgf | |
計測分解能 | 0.1kgf | |
寸法 | 本体 | 62(W)×62(D)×27(H) mm |
センサー部 | 56(W)×56(D)×20(H) mm | |
サービカルベース部 | 約200(W)×約230(D)×約80(H) mm (指標ベルト35mm、顎の高さを最下位にした場合) | |
筋力計部 | 本体 | 80g |
荷重センサー | 90g | |
サービカルベース部 | 238g | |
電源 | 単4型アルカリ乾電池 2本 |
消耗品

指標ベルト+首裏サポーター

指標ベルト

首裏サポーター