専門外来と最新機器を導入し、
地域の皆様へ「人にやさしい医療」で貢献
今回その導入の経緯や、実際の利用について、理事長の麦島真理先生にお話を伺いました。麦島内科クリニック 理事長 麦島真理先生
初診時、めまいの鑑別診断をグラビコーダがサポートします
麦島内科クリニックは、6人の内科医師でそれぞれ専門の内科を診療しているクリニックです。理事長の麦島 真理医師は、神経内科専門医で脳血管障害やパーキンソン病、認知症等、脳疾患を中心に診療しておりますが、頸椎疾患、内耳疾患などに関わることもあり、初診で、めまいを主訴に来院される患者様も多くみられます。以上より様々な種類のめまいと関わる機会が非常に多いことがグラビコーダを導入する一因でありました。
患者様が恐れるのは「脳に異常がないか心配」というのが、まず一番に挙がります。重度のめまいや嘔気の症状があり、併せて頭痛もある場合は、CTスキャンと並行して重心動揺検査を行います。このように中枢性めまいかどうか鑑別の為にグラビコーダを用いるようになったのが導入のきっかけです。
リハビリテーション科の診療も行っているので、頚椎によるめまいの疑いがある場合、重心動揺検査と併せて首のレントゲンをとり、頚性めまい診断の一助としてもグラビコーダは役立ちます。
耳鼻咽喉科領域のめまいに関しては、眼振の有無、音叉を使い聴力の左右差の検査、聴力計で難聴の有無など確認して、めまいの種類を確認しながら、迷路系のめまいかどうかを診ていきます。迷路性めまいの確定診断にもグラビコーダが非常に役立っています。以上より種々のめまいに関する検査には、グラビコーダがとても有用です。
精神疾患の患者様に対して、
健常者データと比較し客観的にみられます
めまいといっても、脳血管症状や耳鼻科の症状がない、不安神経症、重度の不眠症、うつ病など精神疾患の患者様も診療に訪れます。病気ではないが、めまいの症状を訴える患者様に重心動揺検査を行い、健常者データと比較することで、客観的に見ることができ、最終的な鑑別に重要です。
重心動揺計シリーズ グラビコーダ GP-31
結果が見えることで、
薬の効果判定や経過観察に役立ちます
当院では、良性発作性頭位めまい症の患者様が多く、内服薬による治療を行います。その際にめまいの症状が改善したか、重心図や数値を見ることができるので、薬の効果判定や経過観察のデータとして活用できます。
激しいめまいや難聴を伴うメニエール病、突発性難聴、前庭神経炎などの症状がある患者様は、めまいの専門領域である耳鼻咽喉科の大学病院もしくは、クリニックにもご紹介します。
麦島内科クリニックでは、循環器や糖尿病、呼吸器内科の専門外来も実施しており内科全般を診ていますが、「めまいの原因となる内耳、脳、全身を診るうえで、グラビコーダは非常に役立っています。」と心強いコメントをいただきました。
導入先クリニックのご紹介
http://www.mugishima-clinic.com/
理 事 長 : 麦島 真理 先生
開 院 : 1991年
所 在 地 : 東京都練馬区錦1丁目21-1
診療科目 : 一般内科、神経内科、糖尿病内科、循環器内科、
呼吸器内科、胃腸科、放射線科、
リハビリテーション科
患者様お一人ひとりに「親切・丁寧・誠実」な医療を実践
麦島内科クリニックでは生活習慣病を中心として、患者様に最良の医療を提供できますよう、
各科専門医師による診察と、最新機器による検査を実施しております。
重心動揺検査や、CTスキャンなど予約なしで検査が可能です。
スタッフ一同、患者様が健康を取り戻して笑顔になれるよう全力を尽くしてまいります。