2025年8月18日から21日の4日間、アニマ株式会社は関西医科大学、株式会社テクリコとともに、大阪・関西万博のイタリア館にて展示・デモンストレーションを行いました。
イタリア館は入場まで最長5時間待ちとなる人気パビリオン。その一角にあるイタルデザイン展示スペースにて、共同展示を実施しました。
今回の出展は、イタリアと関西医科大学の共同研究を背景に実現したものです。アニマ社とテクリコ社は、産学連携の一環として参加し、医療分野における産学官連携の成果を広く紹介しました。
解析機器とMRで「バランス年齢」を体験
展示では、MR(拡張現実)を用いたかがみ動作・ボール動作の提示と、それに連動するデータ計測を紹介しました。
来場者は専用グラスを通じて現実空間に映像を重ね合わせるMR機器を体験。さらに、マーカーを使わずに動きを解析するマーカーレス動作分析装置や、足裏の圧力分布をリアルタイムで可視化するシートを組み合わせ、取得データから「バランス年齢」を推定する仕組みを体験いただきました。
多くの来場者が足を止めたデモ展示
期間中は1日8回のデモを実施。子どもから医療従事者まで幅広い来場者が熱心に観覧し、4日間で延べ数百人に体験いただきました。
展示スペースは常に人だかりができ、活気あふれる現場となりました。
今後の展開と感謝
今回の展示を通じ、当社は臨床応用や商品化に向けた開発をさらに加速させ、将来的にはリハビリテーションや医療現場での実用化を目指してまいります。
本展示は、イタリア館運営の皆様、イタルデザイン、関西医科大学、株式会社テクリコのご協力のもと実現しました。ここに深く感謝申し上げます。